2012年5月8日火曜日

mucho, poco  たくさんの、少しの

数量詞には、人や物の不特定数や量を表したり、物事についての不確定な程度を表したりする語群がありますが、それらは不定語と総称され、絶対数を意味する基数詞に対立します。

不定形容詞、不定代名詞、不定副詞の3品詞に分けられますが、2つ以上の領域にまたがって機能するものが多いです。
不定形容詞・・・alguno, ninguno, uno, mucho, pocoなど
不定代名詞・・・algo, nada, alguien, nadie, alguno, ningunoなど
不定副詞・・・algo, nada, mucho, poco, tantoなど

今日勉強するmucho, pocoは、数量の多少、程度の大小を表現します。

mucho は不定形容詞として「多くの、多量の」を意味します。不定代名詞をしては、「多くの人、事物」を、不定副詞としては「たくさん、多く」をそれぞれ表します。形容詞、代名詞として使われる時は、性数変化をしますので注意してください。(mucho, mucha, muchos, muchas)

poco は不定形容詞としては「(否定的に)ほんの少しの、少量の」、不定副詞としては「(否定的に)ほんの少し、わずかに」を意味します。不定形容詞として使われる時は性数変化をします。(poco, poca, pocos, pocas)

それでは、不定形容詞として使われている  mucho, poco の練習問題をやってみましょう。